「オメガ6」=「リノール酸」と、思っていただいていいかと思います。
「リノール酸」だと、効いたことがある人も多いのではないでしょうか?
紅花油、大豆油、ヒマワリ油、コーン油・・・など、
一番、名前では親しみやすく、CMでも、よく聞きますよね。
この「リノール酸」一時期は、カラダに良い!と、よく、CMされていましたね。
それは、なぜか?
この「リノール酸」は、
体内で「アラキドン酸」という不飽和脂肪酸に作りかえられます。
そして、この「アラキドン酸」が、カラダに良いとされてきたからです。
子供の成長、脳の活性化、生殖生理、免疫系に作用するホルモンの産生など。
でも、
「過ぎたるは、及ばざるが如し」
「アラキドン酸」は、少量だから、よい効果があるのです。
だって、
「ホルモン」ですからぁ~
必要なものが、外から大量に入ってくるのが、人のカラダに良い・・・
まさか、そんな風に思ってませんよね?
外から与えたら、作らなくなる。
過剰になれば、バランスを崩す・・・のです。
この、過剰な状態が、「アレルギー反応」の一因です。
「オメガ6」は、1日の総エネルギーの10%未満の摂取を心がけましょう。
生活習慣病予防なら、5%未満に!
1日、2000Kcal としたら、
10% で、200Kcal。
コレを油の量にしたら、22g おおさじ1.6杯
5%なら、100Kcal で、11g おおさじ1未満。
だいたい、とんかつ1枚食べたら、12gの油は摂っています。
1回の食事で、1日分は、ゆうにクリア・・・
このほかにも、料理に油は使われていますよね?
もう1度言いますよ
「過ぎたるは、及ばざるが如し」
次回は「オメガ3」です