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 すべての始まりは「腸」から | 豊島区 千川 女性院長の整骨院

発生学って、ご存知ですか?

 

受精してから、一人の人間として出来上がるまで、

どういう過程で、分化して、

組織や器官が出来上がっていくのかを研究している学問です。

この、発生学で言うと、

「腸」というのは、臓器の中で、一番初めに出来上がるんですね。

 

昨今は、「腸は第2の脳」なんて、言葉も、

専門の方でなくても、聴いたことがある人が増えてきましたが、

これを「腸」が聴いたら、怒るでしょうね(笑)

 

「自分のが先やねん!」って。

 

冗談はさておき、 ミミズなどの、原始的生物は、みんな、筒状でしょ?

口⇒腸⇒肛門・・・コレしかないからですよ

 

だって、必要ないから(涙

 

生きてくるのは、自分の遺伝子を残すことだから、

食べて、出して・・・で、いいワケ。

だから、「腸」っていうのは、とっても「情動的」

生きる本能なんです。

そして、口から肛門までは、ぐにゃぐにゃ折れ曲がって入るものの、 一本の筒です。

これって、内も外も無いでしょ?

場所を指す指標としては、内側、外側って、言葉を使いますけどね。

 

「腸」は、大きく分けて2つ

★小腸

★大腸

働きが違うんです。

小腸は、消化と栄養分の吸収

大腸は、水分の吸収と便の排泄

だから、「腸」は、免疫を作る場所なんです。

だって、そこから、吸収されるのに、変なものが、体に入ったら、困るじゃないですか。

 

余談ですが、皮膚も、同じ。

一番外側にある、精密なセンサーです

 

面白いことに、

東洋医学では、 「肺・大腸経」と言う、ツボのグループ(経絡)があります

「肺」は、呼吸。

皮膚と密接な関係があります。

「皮膚呼吸」とか言うでしょ

内側と外側のバリアですね

 

もうひとつ、

最近では、医学会からは抹殺されている「手島学説」というものがあるんですが

これは「腸造血説」(腸で血液は作られる)というものです。

ここでは、細かい説明は、省きますが、

これも、東洋医学とは、リンクするところがあるんです。

やっぱり、ツボのグループ(経絡)に「心・小腸経」というのがあり、

血液関係の疾患などには、必ず、用いられるものです。

そう、「小腸」は、血と密接な関係があるんですねー。

「血」は、いろんなものを運びます。

「栄養」「酸素」「二酸化炭素」「疲労回復物質」「治癒物質」

そのた、もろもろ・・・

やっぱり、「要」なんですよ。

 

だから、「腹を据える」「腹が立つ」「肚に落ちる」・・・など、

「腹」にまつわる言葉って、多いでしょ?

武道なんかでも「丹田」って、大事な場所です。

「腹」で生きる

これは、原始的・・・というか、

情動的・・・野生的・・・本能的・・・ 「直観力」ですね。

 

いろいろ話はつきませんが、 腸内環境を整えれば、イイイコトいっぱい!

ってことです。

 

「水野南北」という人相・手相・腸相までも見た占い師は、

「万に一つもはずすことなし」と、言われた人です。

「腸」・・・まぁ、食生活とかなんでしょうが、

亡くなった方は、お腹を開いて見ていたそうです。

そのぐらい、人の人生も刻まれる場所。

 

では、どのようにしたら、腸内環境は整えられるのか?

1.食事の量

2.食物繊維

3.水分

 

「食事の量」は、適量。

「食物繊維」は、蠕動運動を起こします。

「水分」は、当然、大腸で、便を作る際にも必要!

 

・・・って、とっても長~くなったので、 この続きは、タイトルを分けますね。