首の症状 ~ 胸郭出口症候群 ~

・つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で

上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛む。

・腕の小指側に沿って痛み、しびれ感、ビリビリ感などの感覚障害がある

・手の握力低下

・細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状がある

・手のひらのもりあがり(母指球筋・小指球筋)が、痩せて凹んでいる感じがある

などの症状を感じている場合は、一度専門家に診てもらってはいかがでしょうか?

コレだけではありませんが、このような症状が、出ている場合、

「胸郭出口症候群」かもしれません。

この胸郭出口症候群というのは、

神経障害と血流障害によって、上肢痛、上肢のしびれ、

頚肩腕痛(けいけんわんつう)を生じる疾患の一つで

原因となる場所によって、名前が変わります。

(場所の特定が不可能な場合や、似たような症状を呈する場合、頚肩腕症候群と言う場合もあります)

① 斜角筋症候群(頚肋症候群)

② 肋鎖症候群

③ 過外転症候群

簡単なテストで、チェックできます。

モーレイテスト

鎖骨の上にあるくぼみ部分を圧迫して痛みやしびれを発するか確認します。

胸郭出口部分にある神経の束(腕神経叢)の圧迫を確認することができます。

アドソンテスト

座ったままで脈をとってもらいます。

痛みやしびれのある側に頭をできるだけ向けます。

その際に顎を上に上げる姿勢を取ります。

その後深呼吸して息を止めます。この時に脈が弱まったり停止したり、症状が出るか確認します。

脈に変化があったり症状が出たら陽性です。

このタイプは斜角筋の圧迫により胸郭出口症候群と診断されるものです。

ライトテスト

脈を取りながら、肘を90度曲げながら腕を肩の上あたりまで挙げます。

挙げた状態で脈が弱まったり痛みやしびれが出れば陽性です。

エデンテスト

座っている状態で肩を下後方に引きます。

このときに脈が弱まったり停止したりするならwwば陽性と判断します。

ルーステスト(3分間挙上負荷テスト)

ひじを曲げて腕を挙げた状態で指の屈伸運動を3分間行います。

胸郭出口症候群であれば、腕がだるくなり3分間続けることができません。

これらのテスト以外にも、整形外科では、レントゲンやMRI血管造影、CTを撮ることもあります。

6番目や7番目の頚椎(首の骨)から外側に伸びる頚肋がないかどうか、
鎖骨や第1肋骨の変形によりこの間隙が狭くなっていないか確認するためです。

(私は必要ないと思いますが・・・)

頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症、肘部管症候群、脊髄空洞症、腕神経叢腫瘍、脊髄腫瘍

などでも、同じような症状が出るとされていますので、

症状名が、わかったところで、何の解決にもなるワケではないのですが・・・

神経なのか、血流障害なのか、骨なのか、腫瘍なのか、筋肉なのか・・・

原因を特定することで、症状の解決になるので、

そういった意味では、診断は、大切だと思います。

こうゆう症状は、骨の形状の問題など以外は、

手術で、切ったり貼ったりせず、

そうなった原因を解除して、再度、その方向にいかないようにすればいいワケです。

それは、カラダの使い方。

日常生活動作です。

(ケガでなった場合は、別ですよ!)

「ルナ整骨院」の施術は、可動をよくする、流れをよくする、バランスをとる。 です。
鎖骨や肋骨の動きが悪いから、その下のものが居場所が狭くなるんです。

だったら、その人のカラダに合った、動かしやすい場所に、戻ってもらえばいい。

戻ってもらうのです。矯正ではありません。

そして、血液や、リンパ、氣の流れがよくなる。

通り道の邪魔者をどかすのです。

そして、使い方のバランス。「正しいカラダの使い方」教えます。

2014年4月 に、ご来院いただいた方は、

整形外科で「胸郭出口症候群」と言われました。といっていましたが、

1度の施術で、「よくなった!」と、言って笑顔で、お帰りになり、

2014年5月現在、ご来院はありません。

すべての方が、1度でよくなるかは、お約束できません。

みなさん、カラダはひとりひとり、違いますし、

生活習慣も違います。

顔や、手足の大きさ、長さが違うように。

ココにご訪問くださっり、最後まで目を通してくださった方は、

とてもお困りの方だと思います。

「お問合せフォーム」でも、お電話(03-6318-1706)でも、

1度、ご相談くださいね

あなたの ココロ と カラダ をサポートします。

女性院長の「ルナ整骨院」院長 上村 真由弓 でした。