「ダイエット」「メタボ」「オメガ○○」「中性脂肪」・・・
「アブラ」に関する、氣になる言葉は、たくさんあります。
では、「アブラ」って、何?
シリーズで、まとめて行きましょう!
★「油」と「脂」
「脂質」というのは、アブラの総称です。
大きく分けると、図のようになります。
3大栄養素のひとつですね。
1gで4Kcal のエネルギーになる。
言い換えると、1g消費するのに、4kcal 使わないといけないってことです
「油脂」は、字のごとく、「油」と「脂」の総称
この2つ、どう違うのかというと・・・
溶ける温度の違いです。
常温で液体のものが「油」
固体なのが「脂」です。
溶ける温度が低いものが、動物性のアブラ(魚は除く)と、思っていればいいでしょうか。
「脂肪」は、人のカラダの中にあるアブラのことです。
血中にあれば、「血中脂肪」
内臓にあれば、「内臓脂肪」
人も動物ですから、常温では、溶けにくいのですね。
だから、脂肪を燃焼させるには、「冷え」は、禁物なのです。
「脂肪酸」は、アブラの構成要素のひとつ。
アブラというのは、グリセロール + 脂肪酸 × 3
脂肪酸には、種類があるので、どの脂肪酸が、グリセロールにくっつくかで、
アブラの種類が変わってきます。
その、脂肪酸は炭素、水素、酸素がくっついてできています。
この、炭素のくっつきかたで、2種類に分かれるのです。
これが、よく出てくる、「不飽和脂肪酸」とかですね。
この、不飽和脂肪酸は、カラダにとっては、必需品
ココの突っ込んだお話は、また、次にします。
「必須脂肪酸」とは、カラダの中では作れない、でも、
カラダに絶対必要な脂肪酸のことです。
これが、先程出てきた、「不飽和脂肪酸」
作れないなら、いただくしかないですね。
どこからいただくか・・・
今の、食べ物って、不要なものが多いですね。
昔から、人が摂ってきたものの中に、
とるべき必要なものが、多く含まれていますね。
今回は、まず、油って何?と、知るところから。
次回は、大事な「不飽和脂肪酸」のお話です。