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 「痛み」と つきあう④ ~慢性痛~ | 豊島区 千川駅 徒歩3分 女性院長の整骨院

「痛み」についての4回目。

以前のは「痛み」とは、なんぞや・・・的な、お話。

今回は、その「痛み」の中でも、「慢性的」なものについて。

コレを、どうコントロールしていくか。

 

「痛み」の医学的定義とは、下の3つです。(「痛み」のことを「疼痛」といいます)

①侵害受容性疼痛(炎症が原因のもの)

②神経障害性疼痛(神経が原因のもの)

③心因性疼痛(心理的な要因が原因のもの)

 

「慢性痛」とは、この③に分類されるんですね。

「心因性」って、ちょっとぉー、気持ちの問題だって言うのっ

って、怒らないで、読んでくださいね

 

「痛み」って、いうのは、個人の主観的なもので、全国共通のものさしって、無いんですよね。

だから、私が、100痛いって、感じても、

あなたも、100痛いってワケじゃない。

 

これは、なぜか?

 

「感じる」ものだからです。

「感覚」だからなんですね。

 

「慢性痛」とは、

何かの神経病変が治っても、痛みを訴える場合や、

明らかな神経病変が無いにもかかわらず、長時間にわたって、痛みを訴える状態を言います。

器質的なものに、異変が無くても、「痛い」ってことは、

カラダからの「痛覚情報」もしくは、その記憶が、実際にあるってことですよね。

なので、「慢性痛」は、(慢性でも、急性でもそうですが)

カラダとココロの両面を診ないといけないってことなんです。

 

ココロって、「脳」と、イコールじゃないですが、

「感じる」って、ことで、「痛み」と「脳」の関わり方を見ていきますね。

「脳」といっても、解剖学的には、場所によって、いろんな名前が付いていますし、

働きも違います。

 

「痛み」に関係する場所。

それは・・・

「扁桃体」

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この、「扁桃体」は、「快」、「不快」の評価に大きく関わります。

「痛み」の「情動的側面」に重要な関わりを持つ領域として、

また、「痛み刺激と不快情動」を結び付ける役割を持つという

いくつかの研究が、発表され、認識されています。

「情動」とは、「喜怒哀楽」、

怒り、悲しみ、嫌悪、驚き、恐怖、幸福の6つを言い、

扁桃体は、コレを感知する場所なのです。

「痛み」を「有害」と、思う人は、

扁桃体が、常に、スイッチON状態で、活性化しすぎになっています。

なので、

「侵害刺激」や、「神経病変」(上の①と②)が無くても、

扁桃体が、つねに、興奮しているので、「慢性痛」の症状を引き起こしてしまうのです。

 

本当は、「中枢性疼痛抑制機構」って言うのが、働くはずなんです。

これは、「脳内モルヒネ」とか言われたりしますが、

これも「脳」の前っ側・・・「前頭葉」という場所が、担っているんですが、

「慢性疼痛」の方、「うつ」の方は、下の図のように、

このブレーキが、働けない「脳」の状態になってしまっているんです

 

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だから、「シップ」や「痛み止め」で、良くなるワケが無いのです。

また、痛い場所だけを施術していても、良くならないのです。

まず、自分でできること・・・

それは、

「楽しむ」こと

「笑う」こと

「喜ぶ」こと・・・

気持ちよいと感じることが大事。

これも、「痛み」とつきあう③ を読んでね。

あと、足りない分は、一緒に良くなりましょう。

 

「ルナ整骨院」には、「レインボー療法」という、強い味方がいます。

 

鍼の施術で「頭皮鍼」というものがあります。

WHO にも、認定されています。

 

レインボー療法は、刺さらない鍼治療ですので、

安心して、「脳」へのアプローチが可能ですよ!

 

 

 

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ルナ整骨院は、腱鞘炎の施術にも定評があります

腱鞘炎でお悩みの方は、 コチラ へGO