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 肩の症状 ~ 肩関節周囲炎(五十肩) ~ | 豊島区 千川駅 徒歩3分 ルナ整骨院

肩の症状 ~ 肩関節周囲炎(五十肩) ~

 

・髪を結わく

・後ろ手に回す
 (帯を結ぶような動作、女性なら、下着のホックを止める、チャックを上げるなど)

・前から上にあげる

・横から水平に上げる

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突然、動かすと痛い・・・

なんか、腕の方まで痛みが・・・

こんな症状ありませんか?

 

いわゆる、俗名:五十肩です。

40歳代以後によく発生し、肩関節(肩甲上腕部)の痛みと運動障害を引き起こす症状です。

診断がはっきりわかる肩関節の症状、

腱板〈けんばん〉断裂、

石灰沈着性腱板炎などを除く1つの症候群です。

男女の区別は無く、50歳代を中心に、60歳代、40歳代の年齢の人に多く発生します。

最近は、当院へは、30歳代の方でも、予備軍症状での、ご来院が多く見受けられます。

 

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左右の肩に同時に発症することはあまりありません。

ほとんどはどちらか一方の肩に起こります。

ただし、左右が時期をずらして発症するケースもよくあります。

経過は、

①急性期 (炎症が起こったばかり。運動制限)
②慢性期 (無理に動かすと痛みがある)
③回復期 (痛みは無いが、可動がスムーズでなく、制限がある)

と、たどっていくことが多く、おおむね半年から1年、個人差はありますが、

痛みは、自然に取れていくことが多いです。

が、治ったわけではなく、炎症が治まっただけです。

肩の運動制限は、そのままになります。

 
整形外科での治療と診断は

・運動機能検査

・投薬
非ステロイド性消炎鎮痛薬の投与、外用薬の貼付、坐薬
局所麻酔薬、ステロイド薬などの局所注射

・画像検査
五十肩による肩の異常はエックス線写真には写らないのですが、

五十肩以外の病気ではないかどうかを調のが目的です。
MRI(磁気共鳴画像)検査、超音波で検査することもあります。

・神経ブロック療法

・外科的治療
重症のケースで、治療期間を短縮したい場合は手術をすることもあります。
ほとんどが痛みの強い急性期から慢性期の治療として行われます。

・切開手術
切開手術はめったに行いませんが、患者の希望があれば切開する場合があります。

例えば、「肩峰下除圧術」という手術では、5㎝ほど切開し、骨棘と肩峰の前下方部分の骨を切除し、
腱板のスペースを広げるのが目的です。圧迫が除去されるので痛みが早く治ります。
手術時間は1時間~1時間30分ぐらいで入院は1週間程度です。

 ・関節鏡視下受動術
内視鏡(この場合は関節鏡)を使って、関節の中の癒着を剥がし、関節の動きをよくする手術
全身麻酔で、肩の前と後それぞれに7mm程度の孔を開け、そこから関節鏡や手術器具を挿入します。
通常は1時間ほどですが、1~2日は入院します。
全身麻酔が必要なので、重度の心臓疾患や 糖尿病、腎臓、肝臓に機能障害がある場合はできません。
骨棘を削ったり、関節の癒着をはがしたり、靭帯を切ったりします。

 

 

当院では、

炎症が強い急性期は、まずは、炎症を早く回復に向かわせる施術がメインですが、

慢性痛の場合は、まず、痛みの除去、

レインボー療法による、「経絡」「負傷箇所」の施術、

解剖学、運動学的にはJRC(関節可動域回復矯正)によって、

鎖骨、肋骨、肩甲骨の動きを正常にし、肩関節の負担を軽減して、

少しでも、肩関節が動きやすい環境を作ります。

腕は、肩甲骨の動きによって動く範囲がだいたい60度、

肩関節によって動くのが120度、両方動くと180度になります。(肩甲上腕リズム)

ですから、肩だけ施術しても、腕の上がり具合や、肩関節の動きは改善されませんし、

筋肉への負担も、改善されないのです。

また、施術の効果を持続させるための、

テーピングや、セルフストレッチなどで、再負傷や日常生活の負担を軽減する。

と、いうような施術を行っています。

 

自発痛(何もしなくても痛む)は、自然に治まります。

気をつけていただきたいのは、お薬に頼らないでいただきたいということです。

痛みを伴うカラダになったのは、カラダのせいではありません。

カラダの痛みともきちんと向きあって、ご自分の持つ自然治癒力を活用できる治療法を

賢く選択していただきたいですね。

お薬は、時として、カラダへの負担をかけます。

急性期は別として、慢性期になったら、お薬はやめましょう!

そして、痛いけど、きちんと運動療法をして、もとの可動に近づけましょう!

自分でできなければ、お手伝いします!