手首・指の症状 ~腱鞘炎~
腱鞘炎というのは、図のように、腱が、刀と鞘のように、鞘の中を通っている部分に
不具合がおきます。
腱自体が、肥厚(太くなる)場合、「腱実質炎」といいます。
鞘が肥厚して、腱が、鞘のトンネルをスムーズに通過できない場合、「腱鞘炎」といいます。
最も多いとされているのが「ド・ケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」です。
これは、手首を矢印方向に曲げた時、親指側の手首の付け根部分に痛みがあります。
腱は、腱鞘を通らない部分もあります。
腱鞘がある場所で発症したものは「腱鞘炎」といいます。
腱鞘炎は使い過ぎで出てくる症状といわれています。
最近では、パソコンやスマートフォンの使いすぎの方が多いのではないでしょうか。
使いながらの治療となると、完治はしづらいです。
腱というのは、骨や、筋肉のように完全に近い形で修復しづらい組織ということもあります。
整形外科などの保存療法では、局所の安静(シーネ固定も含む)、投薬、腱鞘内ステロイド注射などを行います。
改善しないときや再発を繰り返す場合は、腱鞘の鞘を開く手術(腱鞘切開)を行います。
ただ、ステロイドの投与、痛み止めの多用は、カラダへの負担を考慮してください。
これらの方法は、完治への道ではなく、その場、限りだということです。
手術も、時には必要です。
でも、手術後、再発のケースが多く、こちらも、得策とは言いがたいです。
再発が多いということは、手の使い方が、負担のかかる使い方ということです。
根本原因を正さないと、再発は免れません。
「ルナ整骨院」での施術は、他とは違います。
腱自体の修復も促進しますが、
腱の走行や働きの妨げになっているものを取り除き、
(腱だけを施術するだけでは、回復しないので)
腱の働きに、負担をかけないようにしながら、痛みの除去と、可動を回復していきます。
当院で治療された患者さまは、だいたい3~4週間くらいで、良くなっています。
これは、通常の半分ぐらいの期間ではないでしょうか。
レインボー療法は、腱鞘炎にとても効果を発揮しています
炎症期(腫れて、ずきずきしている時)が過ぎていれば、動かした時に発生する痛みは、
1度目の施術終了後、9割は取れていることが多いですよ