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 春の食養生 | 豊島区 千川駅 徒歩3分 女性院長の整骨院

食養生 前回 の続編です。

春の食養生

「肝」に限らず、この、リセットの時期のカラダを、どうするか?

今流行の「ファスティング」も、あり。だと思いますが

自己流でやるのはオススメしません。

いろいろな方法もありますからね。

特に、断食後の食が大事です

コレを間違えると、意味なーしっ。

断食は、カラダの中が、きれい緒になれる準備ができてから、

「おっ!もっと、クリアになれるんじゃない?」って、きっかけができてからでも、

遅くないと思いますよ。

「ムリして、食べない」より、

「選んで食べる」方が、全然、ラクでしょ?

 

【春野菜の特徴 その①】

芽物野菜や香りの強い野菜が多く、解毒作用や排出力が強くなります。

また、春が旬の露地物の野菜には血の巡りを良くしたり、
美肌に役立つ抗酸化成分が多くなるのも特徴です。

【春野菜の特徴 その②】

春野菜の特徴の一つである苦味ですが、その正体は“植物性アルカロイド”。

独特の苦味成分で、ほのかな苦みやアクは、胃腸の働きを活発にし、細胞の新陳代謝を活発にしてくれます。
冬の間に体内に蓄積された余分な老廃物を体外に排出してくれるのです。

 

【春野菜に含まれているの主な栄養成分】

植物性アルカロイド、ビタミン、 ミネラル(鉄マンガン、亜鉛、ゲルマニウムなど)です。

 

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代表的なものをご紹介すると、

☆新キャベツ

アブラナ科に属す西洋野菜で、「かんらん」とも呼ばれます。冬にも収
穫できますが、今の時期のキャベツのほうが栄養価が高いようです。
春キャベツは葉が柔らかくみずみずしいため、生で利用するのが最適です。
キャベツは胃腸を丈夫にしてくれる成分が多く含まれています。

[栄養素]
ビタミンU・・・抗潰瘍性ビタミンといわれるように、胃腸障害に効果
的です。
ビタミンK・・・特に胃潰瘍や胃痛にはキャベツのしぼり汁が有効と言
われています。
ビタミンC・・・大きめの葉二枚を生食すると、一日分のビタミンCが
とれてしまうほど多く含んでいます。

☆新タマネギ

旬は4月と10月です。春の玉ねぎは辛みがすくなく、柔らかいので
生食にすると、栄養分も効率よく摂ることができます。
玉ねぎは血液をサラサラにしてくれる働きがあります。

[栄養素]
シクロアイリン・・・玉ねぎの催涙成分ですが、硫化アリルの一つです。硫化アリルは、
ビタミンB1の吸収を高めて、新陳代謝を活発にし、疲労回復に働きます
硫化アリル類は、血中の善玉コレステロールを増やし血液をサラサラに保ちます。
また、玉ねぎの辛みは、「肺」の機能を高めてくれます。

☆アスパラガス

アミノ酸のアスパラギン酸が多く含まれていることからこの名前がついています。
アスパラギン酸は、免疫力を高めてくれます。

 [栄養素]
アスパラギン酸・・・弱った胃腸を回復させる作用があります。
カリウム、マグネシウム、カルシウムの働きを助け利尿作用を促し、
腎臓の機能の回復にも有効です。
また、肝機能も強めるので、二日酔いやストレスの多い方にもおすすめです。
アスパラギン酸には発がん抑制    作用があり、
抗酸化作用が強いグルタチオンが多く含まれています。
ルチン・・・毛細血管を増強し、血圧を下げ、動脈硬化、心臓病、
糖尿病の予防や治療にも働きます。
葉酸・・・・葉酸はビタミンB群の仲間で、造血作用があり、
不足すると悪性貧血や発育不良、不眠症、毛髪の白髪化も招いてしまいます

☆そら豆

4、5月が旬。タンパク質やでんぷんが主成分ですが、食物繊維もとることができます。

[栄養成分]
カリウム・・・・・・・利尿効果があるので、むきみの解消に役立ちます。
ビタミンB1 B2 B6・・・特にビタミンB6はタンパク質の代謝にはかかせません。不足すると、口内炎や皮膚炎、精神安定、不眠
女性に多い、月経前症候群などのホルモンバランスの乱れにも有効です。ビタミンB2は過酸化脂質を分解
してくれます。
その他 葉酸、ナイアシン、各種ミネラル成分をバランスよくふくんでいます。

☆豆苗

エンドウ類に属し、つるになります。つる先10センチくらいを食用にします。

[栄養素]
パントテン酸・・・・・抗ストレスビタミンといわれ、ストレス解消に働きます。
ビタミンB1、B2、B6や葉酸・・・抵抗力を高めたり疲労回復に即効性があります。

☆ にら

野菜の中で「温性」といい体を温める作用が強く、薬効も高いので、おすすめの野菜です。
特に虚弱体質の方、新陳代謝の方は多く摂るとよいそうです。

[栄養素]
硫化アリル・・・・・ビタミンB1の吸収高め、疲労回復効果を上げます。
神経組織や筋肉、心臓の働きを正常にしてくれます。

☆たけのこ

えぐみ(アク)が多いのが特徴です。
時間がたつとえぐみが強くなるので掘りたての柔らかいうちに米ぬかのとぎ汁などで、
ゆがき えぐみを抜きます。

[栄養素]
タンパク質、カリウム、亜鉛、銅などのミネラルをはじめ、
ビタミンb2、パントテン酸 食物繊維が含まれています
食物繊維は、便秘解消や大腸がんの予防、コレステロールの吸収を抑制したりと、
生活習慣病の予防や改善には効果的に働きます
また、アスパラギン酸や、チロシンも含まれ、老化防止や、美肌づくりにも有効です。

☆ふき

「ふきのとう」はふきの花蕾です。このあと成長するとふきになります

[栄養素]
ケルセチン、ケンフィーノール・・・ポリフェノールの1種で、
咳や痰を静めて痰を取り除く作用があります。
ケルセチンには、肝臓や胃腸などでの脂肪吸収作用がありダイエット効果も期待できます。

ふきに含まれる コリンは うつ状態や思考をクリアにするのにも、役立ってくれます。

 

他に、3月の野菜としては、

山ウド、グリンピース、絹さや、根三つ葉、青梗菜、トマト、からし菜

タラの芽、からし菜、レタス、菜の花、ふき、ルーコラ、うるい

にら、よもぎ、島ラッキョウ、あさつき・・・など

主に、葉物、植物の芽系統が多いのが、わかりますか?

 

それだけ、新しく芽吹いた命をいただく効能が、あるということです。

意識して、是非、取り入れてくださいね。

 

shere

 

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