ブログ

ブログ

 「痛み」とつきあう① | 豊島区 千川駅 徒歩3分 女性院長の整骨院

「ココロで身体は変わる」で、ご紹介した本からのシェアをしていきますね。

まず、『痛み』って? とこからですね。

 

「痛み」の医学的定義とは、下の3つです。(「痛み」のことを「疼痛」といいます)

①侵害受容性疼痛(炎症が原因のもの)

②神経障害性疼痛(神経が原因のもの)

③心因性疼痛(心理的な要因が原因のもの)

 

 一つ一つを説明していくと・・・

 

①の炎症が原因というのは、

ケガなどをして炎症が起こることで、痛みの物質が発生します。

それが、末梢神経を刺激したものです。

これは、炎症が引けば、「痛み」の物質も消失しますので、治ります。

こういう痛みには、「消炎鎮痛剤」(湿布など)が、有効ですね。

 

②の神経が原因というのは、ちょっとだけ、やっかいです。

これは、神経が圧迫されたり、傷つけられて発症したものです。

「原因不明」と、診断されやすいです。

なので、慢性痛に移行しやすいのです。特に、「心因性」の

 

③の心理的なものが原因というのは、現代の疾患の80% が、コレだといわれています。

不安や、ストレスが、原因です。

「ストレス」というのは、「悲しみ」や「怒り」だけでなく、

「寒さ」「暑さ」「電磁波」「喜びすぎ」・・・などもそうで、

現代社会では、ゼロになることはありません。

また、気づいただけでは、コレが原因の場合、治りません。

 

「痛み」の説明が済んだところで・・・

では、「痛みを消すには、どーしたらいいの?」って、ことですよね。

富永先生が、書いている内容は、以下の通りです。

 

①痛み止めは治らない

コレを飲めば、ピタリと治る・・・なんて、薬はない!

飲み続けることで、腎臓や肝臓に障害がおきてきます。

 

②自分だけの「ゴールデンルール」を設定する

「完全な無痛」は、「ない」と、認識すること。

「完全」を求めない。

「完全」を求めるから、絶望するんですね。

まず、目の前の小さな、クリアできることから目標にする。

コレを一つ一つクリアしていくことで、自身と希望が湧いてきて、

この、自身と希望が痛みを克服する、うまく付き合っていける原動力となるのです。

 

③ウキウキする予定を立てる。もしくは行う

「動くと痛い」ので、動かない・・・

これは、腑のスパイラルの始まり。

動かない⇒活動量が減る⇒意欲が低下⇒抑うつ状態になる
⇒筋力も低下⇒もっと、動けなくなる⇒痛みの増加

無理をする必要はありません。

できることをやめない!ということです。

痛みの出口は、「気持ちを切り替えるきっかけ」です。

「楽しい」「スキ」など、ウキウキする感情は、

脳が出す「幸せホルモン」(エンドルフィン・セロトニンなど)を活性化させます。

それは、まさに、自分で作り出す、痛みの特効薬

副作用もありませんよ。

 

今回は、まず、序章 。「痛み」についてでした。

次回は、「薬との付き合い方」をシャアしますね。

要は、「痛い」か「痛くないか」の二元論ではなく、

東洋思想で言うところの「中庸」

痛い日もあれば、ましな日もある。

「おっ!今日は、調子いいじゃん!」ということにも、意識することが必要ですね

yun_727

つづく・・・

 

shere

 

ルナ整骨院は、腱鞘炎の施術にも定評があります

腱鞘炎でお悩みの方は、 コチラ へGO