岡本氏の「種に殺される時代」より
「種」というのは、そのもの自体に「毒」をもっています。
それは、自身を守るための「毒」
だから、人は「火」を通して、その毒性をなくしてから、食べるのです。
でも、動物は、「生」で、種を食べます。
そして、動物は、糞尿で、その毒を排泄するのです。
「有機栽培」・・・
こう聞いただけで、人は、いいものだと、勘違いしますね。
では、有機栽培って、なんだかご存知ですか?
以前、アメブロの方でこれについて、書いています(コチラ)
本当の有機栽培で、作られた作物は、
この、「種の毒が入った糞」を使っていることになるんですね(汗
じゃぁ、どうするの・・・
ってコトで、家畜に抗生物質・大腸菌・ホルモン剤などを投与したり、
遺伝子組み換えの種を与えたりするのです
しかも、無農薬ではありません。
農薬の話を少し入れますね。
よく、撒かれているのが「硝酸態窒素系」のもの
これは、色が濃くなります。
私達が、野菜を買うとき、「色味の濃いものがいいですよ」と、勧められてきましたが・・・
この、窒素系を噴霧することで、野菜の色は濃くなるのです。
ちょっと、きれいな画像ではありませんが、
岡本氏のスライドから転記です。
左の色の薄い方が、岡本氏の作っている「自然栽培」のピーマン。
右は、「窒素系」を使ったもの。
こんなに色が違います。
私が子供の時代でも、よく言われたのが、
「虫の食っている野菜ほど美味しいのよ」・・・なんてね。
実は、この「硝酸態窒素」の味が、虫が大好きな味なのです
本当に自然のものには、逆に、虫は寄ってこないそうです。
なぜならば・・・
種と一緒で、植物には、自分を守る強力な「ファイトケミカル」が存在するからなんですね~
動けない植物は、どうやって、身を守るかを考えれば、わかることです。
強力な生命力があるんです。じゃなければ、大きな大木は何百年と何も無いところで育つワケが無いでしょ。
代表的な「有機リン」(今は、ネオニコチノイドに変わっています)については、
またの機会にします。
ご興味ある方は、ネット検索でいくらでも出てきます。
特に、農林水産省のページで「残留農薬」の結果を見てみてください。すごいです
農薬の悪循環というスライドも転記しておきますね。
一目見てわかると思います。
種無し作物のお話を少し・・・
これは、八百屋さんでも知っていることですが・・・
種が無くても受粉した、と作物に思わせる代物を使ってできているのが「種なし作物」
「受粉した」と思って、実をつけるので、種はないというわけです。
要は、「ホルモン剤」ですね。
これは、除草剤と同じものです
「毒」を付けられた作物ということですね。
自然じゃないもの・・・おそろしいもの・・・ということです。
長くなるので、続きは、次回。
「交配種(F1)」と「遺伝子組み換え」の違い あたりのお話を書きます。