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 「腸内環境」を整えるには? その3 | 豊島区 千川 女性院長の整骨院

「腸内環境」を整えるには・・・

1.食事量

2.食物繊維

3.水分 というお話でした。

 

「2.食物繊維」の続きです。

 

今回は、「3.水分」です。

 

人が1日に排泄する水分量は・・・

尿や便で、1日約1.3リットル。

さらに呼吸でも。

私たちは息を吐き出す時も、常に肺から水分も出しています。

その量400ミリリットル。

また皮膚からも水分は失われていて、

1日約600ミリリットルの水分が皮膚 の表面から蒸発しています。

これらの量を合計すると、約2.3リットルも毎日体外に排出しています。

 

体重の約2パーセントの水分が失われただけで、

のどの渇き、食欲がなくなるなどの不快感に襲われます。

 

約6パーセント不足すると、

 

頭痛、眠 気、よろめき、脱力感に襲われ、情緒も不安定になります。

10パーセントの不足になると、

筋肉の痙攣を引き起こし、循環不全、腎不全になってしまいます。

 

それ以上になると、意識が失われ、20パーセントの不足で死に至ます。

 

 

では、どれだけの水を補ったらいいのか・・・

水分を補う方法は、まず食事。

ご飯や、みそ汁、肉、魚、サラダなど、ほとんどの食事には水分が含まれていて、

食事1日分で約600 ミリリットルの水を補給することができます。

また、食べ物をエネルギーに変換する際に水分(代謝水)を作り出すことができます。

その量が1日に200ミミリットル。

それに加えて1.5リットルの水を飲めば、合計2.3リットル

体内から失われた分を取り戻すことができますね。

 

これらの量を毎日自動で調整してくれるのが腎臓です。

腎臓は、水の摂取量が多すぎた時には尿の量を増やし余分な水分を放出します。

その逆に体内の水分が不足している時には、

尿を濃縮し水の排出量を減らしてくれます。

なので、おしっこの「色」に注意しましょう。

濃い黄色を呈している場合は不足の疑いがあります。

腎臓がやってくれるからと、自己管理していないと、

腎臓が疲れて、別の症状を招きますよ。

水分摂取量は、

食べる量や、季節、発汗の量、通常体温と外気の関係、体重などで、変化します。

1日2リットル飲みましょう・・・的なことが、言われていますが、

自分のカラダとも、きちんと相談してください。